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4月12日はパンの記念日

なぜこの日がパンの記念日かというと天保13年(1842年)旧暦4月12日に江川太郎左衛門英龍という人が軍用携帯食糧として乾パンをを作ったこと、これが日本で初めて焼かれたパンと言われていることから「パンの日」として決められたそうです。それまでの軍用食の主食はやはり握り飯、五平餅、きりたんぽなどの飯類であったり、またずんだ餅やあんころ餅、ぜんざい、雑煮などの餅類などでした。またお煎餅は現在、お菓子として楽しまれていますが当時は湯に入れて煮ることで餅に戻して軍用食として活躍していました。乾パンが登場して以来、西南戦争や日清戦争、日露戦争などで軍用食として食べられていましたが、開発されたばかりの乾パンはとても硬く、味も美味しいとは言えないものだったそうです。現在の美味しいパンが食べられることに感謝しつつ、4月12日は歴史に想いをはせてハード系のパン屋さんへ足を運ぶのも良いかもしれません。
さて、朝ご飯の定番の「食パン」はなぜ、「食」という漢字が付くのでしょう?「食パン」の名前になったのは諸説あってどれが本当なのかはわかっていません。ただ「食べるパン」という言葉から名付けられたのは間違いないそうです。例えば「フライパン」のパンと混同しないように「食パン」と名付けた、とか「菓子パン」と差別化して食事用に食べるから「食パン」にしたなどいろいろあるようです。いずれにしても厚みの違う美味しい「食パン」をいつでも食べられるのは幸せなことですね。
もう一つ「食パン」と言えば単位は「1斤」と言いますね。日本で昔から使われている「斤」という単位は約600グラムとなっているのですが、実はパンに使われる「斤」は重さが違うのです。食パンはイギリスから日本に伝わったのは明治初期の頃。その頃から「食パン」は1斤と教えられました。イギリスでは「食パン一斤を1ポンド=約450グラム=1斤」とするようになったのです。ただし、パンを毎回同じ重さで焼き上げることはとても難しいことから1斤=450グラムと正確に定められているわけでありません。半斤であれば170グラム以上、1斤は340グラム以上など最低の重さだけ決めているそうです。