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我が家にぴったり!おすすめシンボルツリー【No.8】

シンボルツリーとは名前の通り、
住宅や建築物、庭や庭園を象徴する樹木のことです。

第8弾は秋の紅葉を楽しめる木をご紹介したいと思います。
突然ですが、楓(カエデ)と紅葉(モミジ)の違いはご存知ですか?
実は植物学上では楓と紅葉は同じ植物ですが、日本では葉の大きさや色などでそれぞれを呼び分けています。

大きな葉を持ち、葉の切れ込みが浅いものを「楓(かえで)」
葉が小さめで手のひらのような形をしており、深い切れ込みがあるものを「紅葉(もみじ)」と呼びます。
海外では、楓と紅葉の区別はなく、どちらも「メープル(Maple)」と呼ばれているんですよ。

①【ハウチワカエデ】

ハウチワカエデの葉は、形が、団扇(うちわ)に似ていることから「ハウチワカエデ」と呼ばれます。

カエデは、葉の形がカエルの手に似ていることから由来していると言われています。
春に小さな赤い花を咲かせますが、あまり目立ちません。
葉は若葉の新緑の頃~秋の紅葉までとても綺麗で楽しめます。
カエデの仲間では、葉が比較的大きいため一度に色づかず、葉先から少しづつ変化していきます。
そのため、紅葉のグラデーションも楽しむことができます。

②【イロハモミジ】

春には若葉と小さな花、夏は青葉、秋には紅葉と、四季を通じて美しい姿を見せてくれる庭木です。
日本庭園には欠かせない庭木といっても過言ではなく、「モミジ」といえばこのイロハモミジが代表的と言えるでしょう。
みなさんはイロハモミジの花を知っていますか。イロハモミジは、春に花を咲かせます。
とても小さな花なので、咲いていることに気がつかない人も多いようです。
春、まだ寒い3月頃からイロハモミジの花は咲き始めます。
見るからに柔らかそうな萌黄色の新芽の間に、ぶら下がるように小さな赤い花が咲き出します。
枝の先にちらちらと咲くイロハモミジの花は、春の太陽を受けて光を反射するような美しさです。
イロハモミジは秋になると見事なくらい真赤に紅葉します。真赤に紅葉したイロハモミジの葉は、日本の紅葉の代名詞ですね。

今回は秋に紅葉するカエデとモミジについてご紹介しました。
実は種類は同じだったというカエデとモミジ。
様々な由来なども知ると植物にも興味がわいてくるかもしれません。
ぜひみなさんも様々な植物について調べてみてはいかがでしょうか?
さあ、次回もお楽しみに♪