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我が家にぴったり!おすすめシンボルツリー【No.7】

シンボルツリーとは名前の通り、
住宅や建築物、庭や庭園を象徴する樹木のことです。

第6弾は秋の訪れを感じられる木をご紹介したいと思います。

①【ナツハゼ】

ナツハゼ(夏櫨)は、落葉低木で、日本各地に自生しています。
ナツハゼは夏に葉が紅葉することが特徴で、「夏櫨」という名前もこれに由来します。
秋には紫や黒に熟す実をつけ、食用にもなるため古くから親しまれている樹木です。

ナツハゼの葉は楕円形で、夏の終わりから秋にかけて美しい赤やオレンジ色に紅葉します。
また、紅葉が通常のシーズンより早い時期に見られるため、観賞用として庭木にも人気があります。
初夏に釣り鐘型の小さな白やピンク色の花を咲かせ、秋には紫色の小さな果実を実らせます。
この果実はブルーベリーに似ていて、甘酸っぱくジャムや果実酒に加工されることが多いです。
ナツハゼは日当たりの良い場所を好み、都市部の庭でも比較的育てやすい木です。

ナツハゼの実は食べられ、生のままでも美味しいですが、特にジャムやジュース、果実酒にするのが一般的です。
酸味が強いので、甘みを加えて加工することが多いです。また、紅葉が美しいため庭木としても人気があり、
一足早く秋の訪れを感じられる木です。

②【目薬の木】

目薬の木(めぐすりのき)は、本州や四国、九州の山地などに自生しています。
名前が面白い木ですが、葉や樹皮を煎じた液が、目の健康に良いとされ、古くから「目薬」として使われてきたため、その名がついています。

目薬の木は10〜15メートルほどの高さまで成長し、細かい枝分かれを持つのが特徴です。
樹皮は灰褐色で、若木のうちは滑らかですが、成木になると縦に裂けた模様が見られます。
葉は楕円形で、鋸歯があり、触ると少しザラザラした手触りがあります。
春になると、小さな目立たない緑色の花を咲かせ、夏にかけて赤みがかった果実を実らせます。
果実は小さいため、食用としてはあまり使われませんが、鳥たちにとっては貴重な食料源となっているようです。
日当たりの良い場所を好み、比較的丈夫な木であり、乾燥にもある程度耐えられます。

目薬の木の名前の通り、その葉や樹皮を煎じたものが、昔から目の健康に良いとされてきました。
特に、目の疲れや充血、目のかすみを和らげるために用いられ、飲んだり、洗眼液として使われることもありました。

現代でも、健康茶やサプリメントの形で利用されているようです。
目薬の木のお茶は、目の健康をサポートするだけでなく、血行を促進し、健康をサポートすると言われています。
また、滋養強壮のために服用されることもあるようです。

今回は夏から紅葉が楽しめるものや、健康志向の方にも楽しめる樹木をご紹介しました。
それぞれ紅葉を楽しみ、実も鑑賞できるるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
次回もお楽しみに♪