シンボルツリーとは名前の通り、
住宅や建築物、庭や庭園を象徴する樹木のことです。
第12弾は春めいてきた頃に白い花を咲かせる樹木をご紹介します!
今回は【コブシ】と【モクレン】について。
どちらもモクレン科の植物で、春に白い花が咲きますが、みなさん見分けはつきますか?

①【コブシ(辛夷)】
もともと、中国や日本などで広く分布しています。
花は基本的に白色で、花びらは6枚
特徴としては、花の下に小さな葉(苞葉)がついています。
花はやや小ぶりで、3月~4月頃に咲きます。
枝は横に広がりやすいため、樹形はやや乱れた感じになります。
また、葉が出る前に花が咲くもの特徴です。
コブシの名前の由来は諸説ありますが
つぼみが丸みを帯びていて、小さな「こぶ(瘤)」のように見えるため、「こぶし」と呼ばれるようになったようです。
また、【辛夷】という漢字の由来は辛夷(しんい)は中国で古くから、漢方薬の原料として知られていたためと言われています。

②【モクレン(木蓮)】