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7月25日はかき氷の日

7月25日は「かき氷の日」

今年の夏はひときわ暑いですね。こんな暑い日には、かき氷という旗を見かけるとついつい立ち寄りたくなります。今回は「かき氷」がテーマです。
なぜ7月25日が「かき氷の日」かというと昔は夏氷(なつごおり)という言い方だったため、7(な)2(つ)5(ご)で語呂合わせが由来のようです。また「かき氷の日」が制定された当時は、山形市が記録した最高気温40.8℃が日本の最高気温記録となっており、この気温を記録した日付が7月25日であったことも由来のひとつだったようです。現在、最高気温記録は更新されて2020年8月17日静岡県浜松の41.1℃となっています。(気象庁/各種データ出典)
「かき氷の日」が制定され、ここ数年でSNSの映えもあり、一気にかき氷の人気が高まりました。かき氷専門店の出店が増えていますし、天然氷を使用した高級かき氷も登場しています。実際にこの暑さではアイスクリームのような濃厚な味よりもかき氷や氷菓のような口当たりがさっぱりとしたものの方がよく売れるようです。

そんなかき氷ですが、実は歴史は古く少なくとも平安時代には食べられていたことがわかっています。枕草子の一節に「削った氷にあまづらというシロップをかけて金まりという食器に入れた」というような記述が残されているようです。これは完全にかき氷のことだと推察できます。それを食べていたのは枕草子の作者、清少納言だということがわかります。ただ宮中の身分の高い人はかき氷を楽しんでいたようですが、庶民には手が出せない高級なものだったようです。そもそも今では簡単に冷蔵庫で氷を作ることができますが、平安時代では氷を手に入れることは至難でした。冷凍技術が発達し気軽にかき氷が楽しめるのは嬉しいことですね。見た目も体にも「涼」を取り入れて今年の暑い夏を乗り越えましょう。