11月19日 世界トイレの日
世界トイレの日ってどんな日?
「世界トイレの日」は、2011年11月19日に、シンガポールで世界トイレ機関(WTO: WORLD TOILET ORGANIZATION)が創設され「世界トイレサミット」が開催されたことを記念し、WTOの呼びかけの下、これまでも11月19日=「世界トイレの日」として、世界各地でトイレの問題を考える取り組みが行われてきました。この広がりを受け、本年、国連総会が正式に「世界トイレの日」と制定しました。
この世界トイレの日を受けて、日本ユニセフ協会は、3人にひとり(世界で25億人)がトイレを使えない現実や、トイレのないところでの25億人の“用足し”が、下痢性疾患によって多くの子どもの命を奪う原因となる問題を発信し、この問題への関心と行動を呼びかけました。
そしてこれらの問題を日本のみなさまにも広く知っていただくため、東京の昭和記念公園に “見えないトイレ”を設置しました。
見えないトイレって????
3つの個室が並ぶトイレ。中央の扉を開けると、そこには本来“あるはず”の便座は無く、地面の蓋には『「トイレがあるのは当たり前」だと思っていませんか?』のメッセージ。
便座が地面に埋まり、草と土がむき出しのこの個室は、屋外を“トイレ”として使う人たちのトイレ、すなわち“見えないトイレ”を表現しています。当たり前にあると思っていたトイレの重要性を再認識し、トイレが使えず下痢になって命を落とす子どもたちに関心を寄せてもらいたい、そんな想いで作られたトイレです。
◎トイレが健康で衛生的な生活への大切な場であること
◎トイレが使えれば、守れる幼い命が世界にはたくさんあること
良い環境のトイレがあることを私たちは感謝したいですね。そしてその感謝の気持ちを胸にコンクスハウジングでは使う人にとって心地良い水廻りを創っていきたいと思います。
トイレットペーパーの三角折りってダメなの?
さて、 ホテルや公共施設、飲食店などのトイレを使用した時、トイレットペーパーが「三角折り」されていることがあります。三角折りは「清掃済みの合図」として清掃のマニュアルに組み込まれていることが多いようです。たしかに、清掃済み一番でトイレを使うのは、清々しい気持ちもします。ただし、清掃とは関係なく利用者が三角折りにする行為には問題もあるようですよ。例えば知人宅に遊びに行ったときにトイレを使わせていただくと「三角折り」をして出てくるのがマナーみたいな風潮はありませんか?ところが実は用を足した後の手を洗う前に、トイレットペーパーを折ると、便中や尿中(感染している場合)の細菌などの微生物が付着し、細菌感染する可能性が高くなることがあります」と警告しています。特にトイレという空間は絶えず水が存在することから、菌の温床になりやすいようです。ホテルや公共施設による清掃時ではなく、利用する人は「トイレットペーパー」を触らないで出てくる方が良いマナーと言えるでしょう。